【特別読み物:じじ放談.part.5】人造人間級の台風襲来!?。木久扇・小遊三・文ちゃんの大騒動

2026年10月7日水曜日

じじ放談

トリプル台風の脅威と、畑に乱入してきた黄色いおじいさん

今年は台風の当たり年。というより今年も多いですね。というのが妥当かもしれません。
hiroじいさんは、そろそろ脇芽から育てた大玉トマトもお終いか。追熟するために青いトマトを収穫しながら台風の事を考えています。
急に発生した28号はともかく、29号はどうなるんだろう。若しかして宮城県直撃かな。

27号の強めの風を感じながら、そんな事をかんがえていました。そんなところへ喧しいじいさんがやってきましたね。
木久じいさんです。

🦝木久じいさん:ワー、hiroじいさん。こんにちは、風強いね。それに最近、やたらと台風が多いですね。
ニュースを見れば「台風27号、28号、29号が同時に発生!」と、トリプル台風の大騒ぎだよ。
ドラゴンボールの人造人間16号、17号、18号みたいに、次から次へとタフで強力な勢力が押し寄せてくるのだから、見ている方としては生きた心地がしない。

👴hiroじいさん:そうなんだよ。特にマーシャル諸島あたりで生まれた29号はね、ここ、宮城県に向かってきているという予測もあるので気になっていたところです。
直撃は免れるかもしれないけれど、これだけ勢力範囲が広いと、畑への影響は避けられないだろうね。
まあ、そろそろ終わりだけどね。

赤くなったトマトの収穫は終わり、今は脇芽を育てたトマトが青いままだけど、これを収穫して家の中で追熟させる。
これが風で飛ばされたらガッカリだよ。木久じいさん。

🦝木久じいさん:いや〜ん、大変ですねぇ。台風29号が宮城県に来ちゃうんですって。
私の大事なトマト(※hiroじいさんの畑ですが)が飛ばされちゃったら、どうしましょ〜。
そこに立っていたのは黄色い着物でおなじみの木久じいさん。たまたま我が家に遊びに来ていたのだが、ニュースを見て居ても立ってもいられなくなったらしい。

すると今度は、畑の足元からカシャカシャと金属音が響いた。
隣のゴミ屋敷に何時の間にか昭和から来たというブリキのロボット、文ちゃんです。見た目はそれなりに可愛いのだが、作った博士の性格がねじ曲がっているせいか、やたらと口が悪い。

🤖隣りの文ちゃん:あらー、黄色いおじいさん。人の畑を勝手に自分のものにしちゃ駄目よ。
それに、そんなにパニックにならなくても、気象庁の予測だと台風29号(コグマ)はこのあと日本の東の海上へ抜けていく可能性が高いんだよ。
だから、畑が全滅するような最悪の事態は避けられるかもしれない。
ただね、雲の範囲が広いから、離れていても大雨や強風の影響が出るかもしれないよー。
今のうちに備えだけはしておいた方がいいよ。自分の家のね。

ロボットなのに、文ちゃんは妙に詳しい気象データを並べ立てる

🦝木久じいさん:なるほどね、直撃はしないかもしれないのか。いやぁ、少し安心だね。
だけど文ちゃん、今年はなんだかやたらと台風が多くないかい。
木久じいさんの疑問に、文ちゃんは誇らしげに胸のパーツを張った。

🤖隣りの文ちゃん:「その感覚は正しいよ。今年2026年は、1月から10月まで毎月台風が発生しているんだよね。
これは統計が始まってから、歴史上たったの3回目っていう異常なハイペースなんだよ。木久じいさん。
すでに年間発生数は28個を超えているんだよ。
それにね地球温暖化のせいで海面水温が高い状態が続いているから、熱帯地方で台風の卵が次々と作られやすい環境になっているのかもしれないんだよ。

🦝木久じいさん:へぇ〜、詳しいねぇ。 そういえばニュースで『ハリケーンが名前を変えただけ』なんてことも言っていた気がするけれど、それは29号のことかい。

🤖隣りの文ちゃん:おいおい、木久じいさん、それは聞き間違いですよ。
ハリケーンから名前を変えた『越境台風』は、29号じゃなくて台風28号(ノロ)の方だよ。
メキシコ沖で発生したハリケーンが、強い勢力を保ったまま日付変更線を越えて気象庁の監視エリアに入ってきたから、ルール上『台風28号』になったんだ。
29号は最初からマーシャル諸島付近で生まれた生粋の台風さ。まあ、どっちも人造人間みたいに強い勢力なのは間違いないけどね。

🦝木久じいさん:そうだったのかい。28号がハリケーンの生まれ変わりだったんだね。
いやはや、よく知っているね。感心したよ。
よし、こうなったら私の出番だ。えいっ。『猪口才な29合目、芽に物を見せてくれん』。
木久じいさんは畑の真ん中で、見事な歌舞伎の見栄を切った。

木久じいさん、急に小銭をばら撒き始める

👴hiroじいさん:「木久じいさん、カッコつけてるところ悪いけど、29号(ごう)であって29合芽じゃないし、目にもの見せるの『目』が、トマトの『芽』になってるよ。
相変わらずおめでたい頭をしてるな」

🦝木久じいさん:うるさいやい。こうなったら、これだ。『おいら銭形平次だ』 悪党台風め、これでもくらえ〜!」
木久じいさんは懐からチャリンチャリンと小銭を取り出すと、空に向かって勢いよく投げ始めた。
もちろん台風に届くわけもなく、10円玉や100円玉が虚しく畑のあちこちにバラバラと落ちていく。

おいら、銭形平次だ。

🤖隣りの文ちゃん:おいおい、何やってんのよ!台風相手に銭投げしたって、ただのポイ捨てだろ!
お金じゃ解決しないかもしれないよ」
文ちゃんが慌てて止めようとしたその時、カサカサと、隣のゴミ屋敷のゴミが揺れた。そこに現れたのは、なんと水色の着物を着た遊三じいさんだった。

えーい、面倒くせえな

🐒遊三じいさん:おや、なんだか景気のいい音が聞こえると思ったら・・。おっと、足元に100円玉が落ちてるぞ。
こっちには500円玉もだ。
遊三じいさんは、あちらこちらに落ちている小銭をものすごいスピードで拾い集め始めた。
まさに電光石火、カバンの隙間にでも滑り込ませるかのような早業である。
目はランランと光り、とても年寄りとは思えない速さに皆さん、度肝を抜かれました。

👴hiroじいさん:あ、小遊三じいさん! 何してるんですか!

🐒遊三じいさん:「何って、落ちているお金を回収してるんだよ。いや〜、誰も見てない畑でこんなに拾えるとは。
いやー、儲かった、儲かった。(ニヤリ)

小遊三師匠はジャラジャラと音を立ててポケットに小銭を詰め込むと、台風のような速さでどこかへ去っていった。

🦝木久じいさん:ああっ! 私のなけなしのお小遣いが〜。屋根の補強用の紐を買うお金だったのに〜!ヤアネー。

頭を抱える木久じいさんを見て、文ちゃんが深いため息をつく。

🤖隣りの文ちゃん:やれやれ、台風の心配をする前に、身内の泥棒(?)を心配した方がよかったかもしれないね。
ほら、明日は天気が崩れるかもしれないんだから、早くトマトの支柱を縛り直すよ

こうしてhiroじいさんの畑は、台風が来る前から大嵐のような大騒ぎになったのだった。
皆さんも、台風対策とお財布の管理には、くれぐれもご注意を。お後が宜しいようで。

まとめ

ちょっと収拾がつかなくなりましたね。それにしても今年は台風ラッシュで色々と大変ですが、自分の住んでいる町に来ないから。と言って安心してはいけませんよ。
離れていても大きな勢力ですから油断は出来ません。朝からなりを上げる風の音は不気味です。畑の支柱とかを点検して風に飛ばされない様に気をつけましょう。地球は変わってしまったのか。真剣に考えないと手遅れになるかもしれません。

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ハッと気が付くと、ブログの記事を書いている内にいつの間にか仕事も退職し、後期高齢者になってしまいました。宮城県の中央部に位置する緑豊かな町で、長く家庭菜園を楽しんでいます。ペットは茶タロウという元野良猫の雄で、子猫の時に引き取りました。夜中にいつの間にかいなくなることがありますが、この町も数年前から熊の目撃情報があり、最近はイノシシも出るようになりましたので、見回りをしてくれているのかなと思っています。もしかすると、夜中の猫の集会に参加しているのかもしれません。

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hiroくんです。はじめまして。公開して間もないブログですが、私と隣のお手伝いおばさんとの会話を題材にした記事とか、時には笑点風のレギュラーも登場させて、じじ放談風の気になる事を書いている記事もあります。何故か、そのおばさんは昭和の時代から突然現れる、料理の下手なお手伝いさんで、しかもロボットです。いったいどんな会話になるんでしょうか。乞うご期待です。

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